EKT-60 クラシエ 桂枝加芍薬湯 エキス錠
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(Mainly treatment) 腸痙攣・腹痛 |
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●カネボウ 桂枝加芍薬湯 エキス錠は、顔色のあまりよくない体質虚弱者(寒虚証)の腹痛を目標として用います。 ●桂枝加芍薬湯は、古来より腹痛に賞用されております。本剤は、この桂枝加芍薬湯の有効成分を抽出、濃縮したエキスを飲みやすくした製品です。 ●本方の主薬は桂皮(ケイヒ)であって、生姜(ショウキョウ)とともに血管を刺激して血行を盛んにし、身体を温めますので、内臓の機能を高めるすぐれた作用があります。 ●本方中の大棗(タイソウ)は、胃腸機能を整えますので、アトニー型の胃に有効であり、甘草(カンゾウ)は急迫性の痛み即ち筋のひきつる様な痛みに効果を発揮しますので、本方は冷え症で腹部が膨満していて、腹直筋が異常緊張して腹痛、下痢があり、しぶり腹のものにすぐれた効果をあらわします。 |
【適応症】しぶり腹、腹痛、胃腸神経症、けいれん性便秘、過敏性結腸症候群、慢性虫垂炎、移動性盲腸、慢性腹膜炎、大腸炎、急性腸炎、慢性腸炎、直腸炎、痔、陰嚢ヘルニア |
【妊娠・授乳の注意】
●妊娠中の便秘の場合によく使用されます。 ●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1752 | 252錠(2週間分) | 1,705円 | 1,790円(税込) | ||
k1753 | 1764錠(14週間分) | 11,410円 | 11,980円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●腹痛、虚満 ●腹皮拘急(腹直筋の緊張が強い) ●下痢(泄瀉)、裏急後重 |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 腹部膨満感のある次の諸症:しぶり腹、腹痛 |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。本薬1日量(18錠)中:日局ケイヒ4.0g、日局シャクヤク6.0g、日局タイソウ4.0g、日局ショウキョウ1.0g、日局カンゾウ2.0g 上記の混合生薬より抽出した桂枝加芍薬湯エキス粉末3200mgを含有する。 添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局軽質無水ケイ酸、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。 |
組成成分 |
使用方法通常、成人1日18錠を2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 |
【使用上の注意】
(directions) 【重要な基本的注意】 1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。 2. 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。 3. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。 |
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【桂枝加芍薬湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈慢性便秘〉
38歳女性。 ・現代病名:便秘 | |
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〈慢性便秘〉
44歳の婦人。 ・現代病名:便秘 | |
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〈かぜ気味で下腹部が痛む〉
26歳薬剤師の例ですが、学生時代はよくかぜをひいておりましたが、最近は丈夫になり、あまりりかぜをひかなくなっていました。一週間程前、勤め先から帰って来てかぜ気味で少し寒けがあり、急に下腹部が張った感じがし腹筋が膀下でつれて痛むという。軟便性の下痢があり「膀胱炎にでもなったのかなあ」と言っていたが、聞いてみると咽痛もなく、頭痛や関節痛もなく、僅かに鼻声である。小便は異常はないという。下腹部はかなり痛むとのこと。 ・現代病名:下腹部痛 | |
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●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の薬方を基本とした我が国の経験処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく錠剤としたものです。 ●本方は桂枝湯の芍薬を増量し加えたもので、処方名はこれに由来します。 ●腹力が弱く、それでいて腹直筋が緊張しているのが普通ですが、腹直筋の緊張がなくても、腹部膨満感があって腹痛を訴える場合に使ってよいです。ただし、振水音の著しい方には、六君子湯など他の処方を考えます。 |