EKT-61 クラシエ 桃核承気湯 エキス錠
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(Mainly treatment) 子宮、胃、腸の瘀血/瘀血症による便秘 |
方剤説明 »(ききめの秘密へ)
●本方は、便秘、生理不順の漢方薬です。 ●顔色は赤黒く、月経前に激しいイライラがあり、顔がのぼせやすく、(おけつ)症状の強い者に用います。 ●体力はかなりあるが、のぼせやすく便秘の傾向がある、また女性の場合、生理がつらいと言った状態に悩まされている方があります。これらの方は漢方では「(おけつ)」といって、体内の一種の血行障害によって起こると考えています。カネボウ桃核承気湯エキス錠は、効能効果にあるような(おけつ)症状をとるのに効果のある漢方薬です。 ●病邪が太陽経を伝って膀胱に入り、熱と化して畜血の証を表したもので、実証向きの駆(おけつ)剤です。 ●月経時などに精神異常や異常な言動を現す婦人は本方の証が多いです。 |
【適応症】習慣性便秘、更年期症候群、月経不順、産後の悪路停滞、高血圧症、肩こり症、頭痛、冷え症、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、めまい、動脈硬化、痔核、にきび、しみ、湿疹、こしけ、坐骨神経痛、子宮(付属器)の充血炎症、ヒステリー、躁病、眼底出血、膀胱炎、打撲、皮下出血、むちうち、捻挫、会陰部打撲による尿閉、鼻出血、歯痛、不妊症。 |
【注 意】(Remark)
×残念ながら、冷えの強い寒証、体の虚弱な虚証の方、胃腸が弱く、食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢などを起こしやすい方、軟便や下痢をしている方は、禁忌(きんき)(服用を避ける)です。 |
【妊娠・授乳の注意】
●大黄、芒硝、紅花により、流早産の危険性があります。 ●授乳中は、乳児が下痢をする場合がありますので、使用には注意が必要です。 |
商品番号 | 規格 | 本体価格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1772 | 252錠(2週間分) | 1,705円 | 1,790円(税込) | ||
k1773 | 1764錠(14週間分) | 11,410円 | 11,980円(税込) |
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診断のポイント次の症状がある方は、本方剤が適している可能性が大です。●実証で瘀血症状 ●小腹急結 ●のぼせと精神不安定 |
桃核承気湯は、次の証の方に最適です。 血瘀(瘀血) » 出血・血瘀 » 気滞血瘀 » |
効能効果(efficacy)(健康保険上) 比較的体力があり、のぼせて便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり) |
成 分中医薬(漢方薬)は、自然の植物や動物などを原料とした複数の生薬を処方した薬剤です。本薬1日量(18錠)中:日局トウニン5.0g、日局ケイヒ4.0g、日局ダイオウ3.0g、日局カンゾウ1.5g、乾燥硫酸ナトリウム1.0g 上記の混合生薬より抽出した桃核承気湯エキス粉末2500mgを含有する。 添加物として日局ステアリン酸マグネシウム、日局結晶セルロース、日局軽質無水ケイ酸、日局白糖、日局乳糖、含水二酸化ケイ素を含有する。 |
組成成分 |
使用方法通常、成人1日18錠を2〜3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。 |
【使用上の注意】
(directions) 【慎重投与】(次の患者には慎重に投与すること) 1. 下痢、軟便のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。] 2. 著しく胃腸の虚弱な患者[食欲不振、胃部不快感、腹痛、下痢等があらわれることがある。] 3. 著しく体力の衰えている患者[副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。] 【重要な基本的注意】 1. 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。 2. 本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意し、異常が認められた場合には投与を中止すること。 3. 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。 4. ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法・用量に注意すること。 |
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血(けつ)のめぐりを改善する熱実証向きの強力な駆瘀血剤
【桃核承気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤を用いることをお奨めします。
〈肩こりと腰痛〉
女性34歳。一女の母。 ・現代病名:肩こりと腰痛 | |
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〈月経中も普段どおりの生活が可能に〉
主婦のNさん(45歳)は、体力に自信があったため、あまり気にしていなかったのですが、月経困難症が年々、ひどくなっていました。市販の鎮痛剤を服用していましたが、効かないほど痛みが強くなり、毎月のように寝込むようになってしまいました。 ・現代病名:月経困難症 | |
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〈漢方薬でしみが解消された〉
一方、別の症状で漢方薬を使う病院を訪れたS子さん(45歳)は、瘀血体質で顔にはしみが多く、顔全体が黒ずんでいました。 ・現代病名:しみ | |
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〈桃核承気湯で充血が軽くなった〉
デザイン会社に勤めるEさん(26歳・女性)は、デザイナーという職種がら、パソコン作業に終日従事しています。すでに慢性化した寝不足と眼精疲労は職業病とあきらめていましたが、最近は目の充血もひどくなり、夫には「いつも長湯でのぼせたような赤い目をしている」と指摘されるほどでした。 ・現代病名:目の充血 | |
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〈桃核承気湯で目の出血が軽くなった〉
建築事務所に勤務するFさん(36歳・女性)は、2級建築士という職種がら、毎日、長時間、製図板と向き合っています。 ・現代病名:結膜下出血 | |
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●本剤は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)(後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく錠剤または錠剤としたものです。 ●本方は調胃承気湯に桂枝・桃仁を加えたもので、桃核とは桃の種子を含む内果皮のことを言います。承気とは気をめぐらすという意味で、ここでは腸の機能を活発にし排便を促すことを指しています。処方名はこれらに由来します。 ●首から上がのぼせやすいため顔色が赤黒く、その反面手足はひどく冷え、便秘がちの方に使用します。下腹部に抵抗・圧痛がある方に用います。 |